検査設備|多摩市永山で呼吸器のことなら
-永山諏訪内科呼吸器内科

206-0025
東京都多摩市永山4-2-6-202
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検査設備

検査設備|多摩市永山で呼吸器のことなら
-永山諏訪内科呼吸器内科

呼気一酸化窒素検査

  

呼気一酸化窒素(以下 呼気NO)の測定は喘息診断の補助的な指標として有用です。
検査は10秒弱息を吹き込むだけで負担なく行えます。測定開始から結果まで約1分30秒です。NOは好酸球による炎症が体内にあると一酸化窒素合成酵素(以下NOS)の作用によりつくられます。NOSは気道にも存在するので、気道に好酸球性炎症が存在する喘息患者さんでは、呼気NOが上昇します。ただし、好酸球性炎症は喘息に特異的ではなく、鼻アレルギー、好酸球性副鼻腔炎などの好酸球性炎症が関与する他の疾患でも上昇するので注意が必要です。日本人の成人健常者における呼気NO濃度の正常値は約15ppb、正常上限値は約37ppb*1と報告されています。吸入ステロイドを未使用の患者様で発作性の喘鳴など喘息をうたがう症状に加え呼気NO値が高ければ喘息の可能性が高いと考えられます。また呼気NOが高値の場合はステロイド反応性の指標となります。

*1 Allergol Int 2010;59:363-7

スパイロメトリー 呼吸機能検査

スパイログラムは、肺活量(最大に息を吸い込み、その後最大限に吐き出した空気の量)や1秒量(1秒間に吐き出すことのできる空気の量)を測定する機器です。肺年齢の測定や、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、間質性肺炎などの診断や治療効果の判定に役立ちます。

モストグラフ

普通に呼吸をしたまま気道の状態を調べる検査です。気道が狭くなり息を吐きだしにくくなっているかを気道抵抗という数値で定量化することで気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの診断や治療効果の判定に役立ちます。

迅速検査
(HbA1c、血糖、血球、CRP)

                       

当院では、院内の機器でヘモグロビンA1c(HbA1c)、血糖、血球(白血球、赤血球、血小板)、CRPなどを迅速に測定できます。
ヘモグロビンA1c(HbA1c)、血糖を測定することで糖尿病の診断、糖尿病のコントロール状態を把握できます。HbA1cは採血1~2か月前からの平均的な血糖状態を反映しています。
血球やCRP(炎症反応)を測定することで、感染症を含めた炎症の程度や貧血などの迅速診断が可能です。

超音波検査(エコー)

超音波検査は、超音波(人の耳には聞こえない高い周波数の音波)を用いて、内臓から返ってくる反射波を画像化して診断する検査です。超音波検査の特徴は、放射線を使用しないため、被爆のリスクがなく安全に痛みを伴わずに短時間で検査ができることです。

  • 腹部エコー
    対象とする臓器は、肝臓、胆のう、胆管、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈です。消化管ガスの影響や体型によって、描出が難しいことがありますので、描出範囲内での評価となります。各臓器の腫瘍(しゅよう)をはじめとして、結石(けっせき)、脂肪肝(しぼうかん)等の生活習慣病と関連が強い所見も発見できます。
     
  • 心臓エコー
    超音波を用いて心臓の状態を調べる検査のこと。心臓の大きさや形、壁の厚さ、動く様子がリアルタイムで観察することができます。心臓の形状や血液を送り出す力を調べることで、機能に異常がないかを確認し、心臓内を流れる血流に色を付けて表示をすることで、血流の異常や心臓弁(血液の逆流を防ぐ役割をする)の異常を見つけることができます。
     
  • 頸動脈エコー
    首の動脈(頸動脈)に超音波を当てて、動脈硬化の程度を調べる検査です。動脈硬化が原因の脳梗塞や心筋梗塞のリスクを評価するのに役立ちます。

レントゲン

胸部レントゲン検査では胸部全体にX線を照射し肺や心臓などの異常を調べる検査です。胸部X線検査では、以下の病気を見つけることができます。

  • 肺がん
  • 肺炎
  • 肺気腫
  • 胸水
  • 気胸
  • 肺結核、非結核性抗酸菌症

心電図 ホルター心電図

心電図検査とは、心臓が拍動するときに発生する微弱な電気信号を波形として記録しグラフ化し、心臓の状態を把握する検査です。心電図は短時間で行うため発作的に出る症状などを検出することができないことがあります。そのためホルター心電図は、通常の心電図検査ではとらえられない一時的に起こる不整脈などをとらえるために、24時間程度連続して記録して行う検査です。

睡眠時無呼吸簡易検査

自宅で出来る検査です。自宅で機器を取り付け、普段と同じように寝ている間に検査を行います。手の指に酸素飽和度を調べる機器を取り付け、鼻の下には気流を感知するセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を検査します。簡易検査を行い重症であればCPAP治療になることがありますが、中等症程度であれば、入院による精密検査を行うため医療機関にご紹介いたします。

感染症検査

インフルエンザ、コロナ、マイコプラズマ、溶連菌などの迅速検査をおこなっています。